スポーツ時に飲むスポーツドリンクでむし歯になる?

イルカがマークの西方ファミリー歯科の理事長の金子です。

昨日で、8日間続いた世界柔道も終わりました。白熱した試合が多かったですね。

見ていますと一流柔道選手の間では、まだスポーツマウスガードしている選手はいませんでしたね。

これから、柔道選手にも、啓発活動をしていきたいと考えています。

本日のお話しは、スポーツ時に皆さんが必ずといってよいほど飲んでいるスポーツドリンクについてです。

スポーツドリンクを飲み続けるとむし歯になります。

スポーツドリンクには、カリウム・ナトリウム・マグネシウム・カルシウムなどの電解質が含まれていますが、

糖分も多く酸性のため歯の成分を溶かしたり(脱灰)します。

そして歯に穴があいてしまい、むし歯の状態になります。むし歯だけでなく職業病の一種でもある

酸蝕症になることもあります

飲む時は、ダラダラと飲まない事が大切です。

スポーツ飲料の他にも100%果汁のジュース・コーラ・サイダーなどの炭酸飲料も要注意です。

下の広島大学歯学部小児歯科資料より、スポーツドリンクを取りすぎるとむし歯になるのが分かります。

普通ではありえない状況ですが、2日間飲料水に歯を漬けてどのくらい歯が溶けるかを調べたものです。


牛乳

乳酸菌飲料

炭酸飲料

スポーツドリンク

100%果汁
写真の白くなっているところは歯が溶け始めている状態で、むし歯のできはじめと同じ状態です。

実験では、水・お茶・牛乳に漬けたものは、歯が溶けなかったようです。

スポーツ飲料を飲んでもむし歯にならない方法としては

1.薄めて飲む(この場合は、ナトリウム量も減ってしまうので錠剤でNaを補う必要があります)

2.飲んだ後に水でお口をゆすぐ

3.経口補水液を使用する。特に下痢や嘔吐などの脱水症状を起こした時には、効果が高いです。

4.少しずつ飲まないで時間を決めて飲む

スポーツ愛好家か選手の方々は、摂取の仕方に注意してください。

むし歯になると歯が凍みたり、十分なパフォーマンスが出せなくなります。

スポーツマウスガード装着と共に、食事にも気をつけましょう!

 

★ 越谷市西方の西方ファミリー歯科について ★
当院では、おくちの中に関する色々なトラブルや気になる事がある方々に最新の医療サービスを行っております。 来院される方全員には、なるべく痛みのない治療を心がけております。 具体的には、表面麻酔を塗布後に電動注射器等を用いて細い針で時間をかけてゆっくりと麻酔をしていきます。歯並びの気になる方々には矯正の専門医による歯列矯正、入れ歯が苦手な方々にはインプラント専門医によるインプラント治療をご提供しております。
スポーツを行う方々には、お子様も含めてスポーツマウスガードの製作、調整、栄養指導をご提供しております。
綺麗な白い歯をご希望の方々には、特別な光照射器を用いたオフィスホワイトニングやご自宅で時間をかけてゆっくりと行って頂くホームホワイトニングを歯の色調を写真と機器を用いた数字で表記し、数値と見た目の白さでご確認して頂いております。
歯周病が気になるあるいは心配な方々には、口腔内規格写真撮影法で (デジタルカメラで) お口の中の記録を取りながら行う歯科衛生士による歯周病治療とメインテナンスをご提供しております。
むし歯が気になる方々やむし歯が心配な方々には、虫歯の原因が簡単に分かる唾液検査(実費1000円)やダイアグノデントという痛みも副作用もない機器でのむし歯の進行程度を確認 (無料) してフッ素塗布をご提供しております。                                                       かみ合わせや顎の違和感や顎の雑音が気になる方々には、ミクロン単位でのかみ合わせ調整や顎関節の治療、お口周りの筋肉のマッサージ (無料) をご提供しております。
入れ歯を入れている感覚があまりないチタン床義歯、見た目が気になる方には、金具がない入れ歯治療をご提供しております。、
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