舌圧と口腔機能の関係について!

イルカがマークの西方ファミリー歯科の理事長の金子です。

本日のお話は、舌圧が口腔機能に及ぼす影響についてです。

特養などの施設の入居者の方にも見受けられますが、噛むことに問題が無いのに、食べ物が

口の中によく残るというケースです。

このようなケースに当たる方は、舌圧(ぜつあつ)が弱い可能性があります。

通常食事を食べるときは、前歯で噛み切り、奥歯で砕いてすり潰して唾液と混ぜ合わせて飲み込み

やす形状にして飲み込みます。

この時に舌圧が弱いと、上あごに食べ物が残ってしまいます。結果として舌圧の低下は、飲み込む

機能の低下に繋がり、放置していると全身状態にも影響してきます。

具体的には、舌圧が弱いとは、舌を上あごに押し付ける力が弱いことを意味します。

舌は、筋肉で出来ていますので、通常の筋肉と同様にあまり動かさないくても食べられる軟らかい

ものや、のど越しの良いものばかり食べていると舌圧は低下してしまいます。

介護食をとっている方は、舌圧が20KPa未満で弱い方が多いようです。

舌圧が弱いことによる舌の運動機能低下は、飲み込みに支障が出るので一気に食べ物を食道に送り

込めなくなり誤嚥性肺炎の原因や栄養摂取の低下となります。

結果として身体的フレイル(虚弱)につながって要介護状態になる可能性もあります。

西方ファミリー歯科では、舌圧を測定することが出来ますので、是非一度、ご自身の舌圧を

調べてみて下さい。

★ 越谷市西方の西方ファミリー歯科について ★
当院では、おくちの中に関する色々なトラブルや気になる事がある方々に最新の医療サービスを行っております。 来院される方全員には、なるべく痛みのない治療を心がけております。 具体的には、表面麻酔を塗布後に電動注射器等を用いて細い針で時間をかけてゆっくりと麻酔をしていきます。歯並びの気になる方々には矯正の専門医による歯列矯正、入れ歯が苦手な方々にはインプラント専門医によるインプラント治療をご提供しております。
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