最近の顎関節の症例!!

イルカがマークの西方ファミリー歯科の理事長の金子です。

本日のお話は、最近の口が開かなくなって開けると顎が痛い!患者さんの症例です。

★ 20代男性、口が開かない、物を食べると顎が痛い、口を開けると顎が痛い!★という主訴です

まずは、慢性炎症が急性化している可能性が高いので、応急処置と鎮痛剤を処方します。

診察する手順としては、
最初に左右の顎関節部(耳の穴の手前当たり)に指を2~3本をあてて、ゆっくり開けしめをし

てもらいます。

動きが悪く、 痛みがある側を確認します。

顎が痛い側、顎の関節の動きが悪い方の場所が、確認出来ましたら、顎関節症とむし歯の

鑑別診断を行います。痛い側の奥歯当たりで、デンタルミラーの持つ部分を軽く噛んでもらい、

噛んで浮いた状態(軽く口を開いた状態)にすると顎の関節が浮くので顎関節に負担がかからなく

なり楽になりますが、奥歯のむし歯の場合は、痛みは変わらないので通常のむし歯治療が必要です

この時に、ただ口を軽く開いたままでも、軽く噛んでも痛みは変わりません。
(家では割りばしを噛んでもらう様に指示します)

(たまに深いむし歯の痛みと顎関節症の痛みを勘違いしている方が見受けられます。)

次に左右どちら側で噛んでいるかを確認し、お口周りの筋肉を少しマッサージします。


その後、すぐに口が開くようになりますが、痛みがある場合は、鎮痛剤を服用してもらいます


明らかな上下の歯に強い早期接触があれば、咬合調整しますがマッサージ後では必要ない場合が

多いです。


患者さんへの自宅での注意事項ですが、

カラオケで歌を歌わない・お寿司を食べない(指2本分以上をあけさせない為)、硬いもの、大きな

物を噛まない等です。

理由は、指1本分の隙間では、顎関節は動かない為です。

顎の痛みが明らかな場合は、上記応急処置で症状を緩和している間に上顎のスプリントを作成し

次回からスプリントを使用した顎関節治療になります。

顎が痛い・お口を開けずらい・硬いものが噛めない等の症状がありましたら

いつでもご相談下さい。

★当院では、おくちの中に関するど色々なトラブルや気になる事がある方々に最新の医療サービスを行っております。 来院される方全員には、なるべく痛みのない治療を心がけております。 具体的には、表面麻酔を塗布後に電動注射器等を用いて細い針で時間をかけてゆっくりと麻酔をしていきます。歯並びの気になる方々には矯正の専門医による歯列矯正、入れ歯が苦手な方々にはインプラント専門医によるインプラント治療をご提供しております。
スポーツを行う方々には、お子様も含めてスポーツマウスガードの製作、調整、栄養指導をご提しております。
綺麗な白い歯をご希望の方々には、特別な光照射器を用いたオフィスホワイトニングやご自宅で時間をかけてゆっくりと行って頂くホームホワイトニングを歯の色調を写真と機器を用いた数字で表記し、数値と見た目の白さでご確認して頂いております。
歯周病が気になるあるいは心配な方々には、口腔内規格写真撮影法で (デジタルカメラで) お口の中の記録を取りながら行う歯科衛生士による歯周病治療とメインテナンスをご提供しております。
むし歯が気になる方々やむし歯が心配な方々には、虫歯の原因が簡単に分かる唾液検査(実費1000円)やダイアグノデントという痛みも副作用もない機器でのむし歯の進行程度を確認 (無料) してフッ素塗布をご提供しております。
かみ合わせや顎の違和感や顎の雑音が気になる方々には、ミクロン単位でのかみ合わせ調整や顎関節の治療、お口周りの筋肉のマッサージ (無料) をご提供しております。
入れ歯を入れている感覚があまりないチタン床義歯、見た目が気になる方には、金具がない入れ歯治療をご提供しております。、
来院が難しい方々には、訪問歯科診療や施設訪問歯科診療等をご案内しご提供しております。
多岐にわたりご要望にお答え出来るように日々研鑽に努めております。
土日の休日診療も行っております。 宜しくお願い致します。