2021/03/22
イルカがマークの西方ファミリー歯科の理事長の金子です。
本日のお話は、歯周病ケアが、認知症・糖尿病・脳卒中の予防になるというお話です。
① 歯周病は、認知症の発症リスクに影響を及ぼす可能性が高く、その理由としては
・歯周病菌の毒素が、アルツハイマー型認知症の発症リスクを高める。
・歯周病による慢性炎症が脳血管性認知症の発症リスクを高める。
更に歯を失う事による認知症の発症リスクもあるので、口腔ケアによりむし歯や歯周病を予防する
ことが、認知症予防に重要となります。
② 歯周病は、糖尿病の第6の合併症と言われていて、日本糖尿病学会のガイドラインにも歯科
治療の重要性が記載されております。具体的な研究データとしては、
・重度の歯周病は、2型糖尿病のリスクを約1.5倍増加させる。
・2型糖尿病は、歯周病リスクを約1.3倍増加させる。
つまり、歯周病 → 糖尿病 → 歯周病 → 糖尿病 の負のスパイラルに入っていしまいます
負のスパイラルの要因としては、
1)糖尿病による高血糖での口腔乾燥(ドライマウス)が起こり、唾液の自浄作用が低下する
2)高血糖によって免疫を司る白血球の機能が低下する。
3)血中のブドウ糖がタンパク質と結びついて出来る物質が、歯周病に影響する。
③ 歯周病は、脳卒中のリスクを約1.9倍増加させ、脳梗塞のリスクを約2.7倍増加させます。
・理由としては、歯周病による慢性炎症が動脈硬化をもたらし脳卒中のリスクを高める可能性があ
り、特定の歯周病菌が心源性や動脈硬化性等の脳卒中リスクと関連していると考えられています。
そして、脳卒中後遺症による障害によって、歯ブラシが行いにくくなったり、飲み込みが悪くなっ
たりして歯周病のリスクを高める原因となります。
上記の病気を防ぐためにも、かかりつけの歯科医院で歯科健診を受けましょう!
★ 越谷市西方の西方ファミリー歯科について ★
当院では、おくちの中に関する色々なトラブルや気になる事がある方々に最新の医療サービスを行っております。 来院される方全員には、なるべく痛みのない治療を心がけております。 具体的には、表面麻酔を塗布後に電動注射器等を用いて細い針で時間をかけてゆっくりと麻酔をしていきます。歯並びの気になる方々には矯正の専門医による歯列矯正、入れ歯が苦手な方々にはインプラント専門医によるインプラント治療をご提供しております。
スポーツを行う方々には、お子様も含めてスポーツマウスガードの製作、調整、栄養指導をご提供しております。
綺麗な白い歯をご希望の方々には、特別な光照射器を用いたオフィスホワイトニングやご自宅で時間をかけてゆっくりと行って頂くホームホワイトニングを歯の色調を写真と機器を用いた数字で表記し、数値と見た目の白さでご確認して頂いております。
歯周病が気になるあるいは心配な方々には、口腔内規格写真撮影法で (デジタルカメラで) お口の中の記録を取りながら行う歯科衛生士による歯周病治療とメインテナンスをご提供しております。
むし歯が気になる方々やむし歯が心配な方々には、虫歯の原因が簡単に分かる唾液検査(実費1000円)やダイアグノデントという痛みも副作用もない機器でのむし歯の進行程度を確認 (無料) してフッ素塗布をご提供しております。
かみ合わせや顎の違和感や顎の雑音が気になる方々には、ミクロン単位でのかみ合わせ調整や顎関節の治療、お口周りの筋肉のマッサージ (無料) をご提供しております。
入れ歯を入れている感覚があまりないチタン床義歯、見た目が気になる方には、金具がない入れ歯治療をご提供しております。、
来院が難しい方々には、訪問歯科診療や施設訪問歯科診療等をご案内しご提供しております。
多岐にわたりご要望にお答え出来るように日々研鑽に努めております。
土日の休日診療も行っております。 宜しくお願い致します。